【SCORPIONS】ライブブログレポ~ 2016 ダイバーシティ東京~

ハードロック
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2016年10月6日、SCORPIONS(スコーピオンズ)の来日単独ライブに行ってきましたので、その全セットリストとライブの様子をレポートしたいと思います。

 

場所は、フジテレビの裏手にあるZEPP DIVERCITY TOKYO。この会場はショッピングセンターであるダイバーシティ東京と繋がっています。ダイバーシティ東京には巨大なガンダムがいて、今回のライブ会場の入り口はそのすぐ近くでした。

 

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【SCORPIONS】ブログライブレポ~ 2016 ダイバーシティ東京~

日本のメタル・フェスとして有名なLOUD PARKが、10月8日&9日の2日間に渡って、さいたまスーパーアリーナで開催されます。

10月8日のヘッドライナーとしてSCORPIONSが出演しますが、今回のZEPP ダイバーシティ東京LIVEは、それに先行して行われた単独ライブでした。

今回のライブは千数百人程度の集客があった感じです。

グッズ売り場の様子

グッズ売り場は2つに分かれていて、メインの売り場は、Tシャツ・タオル・パンフレット等が売っていました。

 

もう一つの売り場では、こじんまりとCDを販売していました。開演まで、しばらくこのCD売り場の近くにいたのですが、何人もの人が、「このレコード持ってるんだよな~」などと言いながら、少し購入を迷って、購入しないで去っていくという感じでした。

 

開演から終了までのセットリスト&詳細レポート

会場は1Fと2Fがあり、1Fはオールスタンディング、2Fは指定席となっています。私は購入が遅れたため、1Fのオールスタンディングしか選択肢はありませんでした。

オールスタンディングの様子は、所々に手すりがあり、人が将棋倒しにならない配慮がなされていました。

私は、壁側にポジションを確保し、ステージからそれほど遠くない位置で見ることが出来ましたが、人の頭の隙間をみつけてそこから見たので、メンバーの動き方によっては、見えなくなることもありました。

会場に入ると大音量で他のバンドの曲が流れていました。

そして、ステージを覆い隠すように、最新アルバム「Return  To Foever」のジャケットの王冠が描かれている幕が目に入りました。

開演予定時刻は、19:00でしたが、ライブが始まったのは、19:10頃でした。

 

1曲目 Going Out With A Bang(アルバム「Return to Forever」)

会場に流れていた音楽が止み、サイレンが鳴り響き、ステージ上部に無数に設置してあるブルーのライトが、サーチライトのように会場のあちこちを照らし始めました。

そして、始まった曲が「Going Out With A Bang」。

ステージは2段になっていて、上段にドラムセット、その下で他のメンバーが演奏するという形でした。

バックにはモニタースクリーンがあり、曲に合わせた映像が流れていました。

この曲の時は、無数のスピーカー(コーンの部分)と何かが爆発する映像が交互に流れていました。

ルドルフ・シェンカーは、白いフライングVで登場。

間奏でクラウス・マイネがタンバリンを叩く姿を久しぶりに見て、とても懐かしく思いました。

1曲目から大盛り上がりでした。

 

2曲目 Make It Real(アルバム「Animal Magnetisum」)

スクリーンに巨大な日本の国旗が現れると同時に、「Make It Real」のイントロが始まりました。

やはり、馴染みの深い曲が流れるとさらに盛り上がりました。

間奏のルドルフ・シェンカーのカッティングは、かつては非常に激しい動きをしながら演奏したものでしたが、今回ルドルフ・シェンカーはあまりアクションをせずに、カッティングをしていました。

この曲の終了後、クラウス・マイネのMCが入りました。

コンバンハ、トキヨー!

 

3曲目 The Zoo(アルバム「Animal Magnetisum」)

MCの間に2人のギタリストは、伴に黒いギターに持ち替えました。

間奏は長めで、長い間、マティアス・ヤプスはトーキング・モジュールをウアウアやってました。

 

4曲目 Coast To Coast(アルバム「Love Drive」)

曲が始まると同時に、クラウス・マイネは引っ込みましたが、途中から赤いレスポールをもって出てきました。

1曲目から感じていましたが、ドラムがカッコいい!

その叩き方とパワフルな音にシビレました。

SCORPIONSの正式メンバーになったばかりのモーターヘッドのドラマー、ミッキー・ディーは、SCORPIONSのサウンドをさらにヘビーなものにしてくれました!!

この曲の終了後に、クラウス・マイネが「アリガトー」と絶叫。

 

5曲目~8曲目 メドレー

ここからはフルに曲を演奏せず、少しずつ曲がシームレスに変わっていきました。

ルドルフ・シェンカーは、ここから本体の色が赤茶色(?)で、ピックガード部分が白のギターに持ち替えました。

5曲目 Top Of The Bill(アルバム「In Trance」)

6曲目 Steam Rock Fever(アルバム「Taken By Force」)

7曲目 Speedy’s Coming(アルバム「Fly To The Rainbow」)

8曲目 Catch Your Train(アルバム「Virgin Killer」)

Speedy’s Comingの流れから、Catch Your Trainに移行したため、Catch Your Trainのテンポは少し遅めでした。

このメドレーが終わった後、クラウス・マイネのMCになりました。

 

9曲目 We Built This House(アルバム「Return to Forever」)

10曲目 Delicate Dance(マティアス・ヤプスのギターソロ曲)

ライブ用のソロ曲なのか、何かのアルバムに入っている曲なのか私には分かりませんでしたが、後で調べたらライブで演奏されている曲らしく、「Return To Foever」のデラックスエディションや「SCORPIONS UNPLUGGED」に収録されている曲のようでした。

この曲の時は、ルドルフ・シェンカーは引っ込み、代わりに私の見たことないサポートギタリストがサイドギターを弾いていました。彼はストラトキャスターを使用していました。

この曲の終了後、クラウス・マイネがここサポートギタリストを紹介していましたが、名前が良く聞き取れませんでした。私には「リンゴー!」と聞こえました(;^ω^)

これも後で調べたら、Ingo PowitzerというSCORPIONSのアルバム等のサポートをされている方でした。名前は、リンゴではなく、インゴですね、きっと(*^^)v

 

11曲目 荒城の月

この曲は、クラウス・マイネのアカペラのみでした。かつてのライブのように、2番目は観客にマイクを向けて、みんなで合唱しました。少しテンポが速めでした。

 

12曲目 Always Somewhere(アルバム「Love Drive」)

ここから14曲目まではアコースティックステージとなりました。

ルドルフ・シェンカーとマティアス・ヤプスは、それぞれのエレキギターの形のアコースティックギターを持って出てきました。

とてもアコースティックギターの響きがきれいに出ており、サウンド調整がうまいな~と思いました。

 

13曲目 Eye Of The Storm(アルバム「Return to Forever」)

14曲目 Send Me Angel(アルバム「Crazy World」)

15曲目 Wind Of Change(アルバム「Crazy World」)

最初、この曲の口笛付きのイントロがカラオケで流れており、クラウス・マイネは口笛が下手になって、自分で口笛は吹かないのか!と思いましたが、ちゃんと自分で口笛を吹き、それを合図にバンドの演奏が始まりました。

この曲から、マティアス・ヤプスはエメラルドグリーンに黒い模様の入ったギターに、ルドルフ・シェンカーは、スタンドに固定してある白いアコースティックギターと、白黒のフライングVを使っていました。

この曲のソロは、ルドルフ・シェンカーが弾きました。フライングVを腰をかがめて弾くその姿は、マイケルシェンカーそっくりでした。

最後は、クラウス・マイネがマイクを観客席に向けて、またみんなで合唱しました。

 

16曲目 Rock ‘N’ Roll Band(アルバム「Return to Forever」)

ソロはルドルフ・シェンカーが弾いていました。

 

17曲目 Dynamite(アルバム「Black Out」)

やったー!という感じで、大盛り上がりでした。

ルドルフ・シェンカーのかつてのような激しいアクションは見られませんでした。

この曲の終了後、クラウス・マイネのMCとなり、新しいドラマー、ミッキー・ディーの紹介をしました。

 

18曲目 Overkill(アルバム「Overkill」)

この曲は、SCORPIONSの新ドラマー、ミッキー・ディーが所属していたバンド、Motor Headの曲。

この曲はサウンドが変わりました。バスドラムの音がかなり大きく、この曲を演奏している間、風圧で体がビリビリしっぱなしでした(@_@。

この曲の終了後、このサウンドのまま、ドラムソロになりました。約5分ほどは演奏していたと思います。

このドラムソロの途中で、バスドラムのリズムに合わせて、バックのスクリーンに、SCORPIONSのアルバムジャケットがファーストから順に表示されました。

ちなみに「Virjin Killer」のジャケットは、ガッツポーズのやつでした(*^^)v

ドラムソロ終了後、オープニングと同じサイレンとライティングになりました。

 

19曲目 Black Out(アルバム「Black Out」)

ルドルフ・シェンカーは、シルバーのギンギラギンのギターをもって、イントロで頑張って体をゆすってパフォーマンスを見せてくれました。

ただ、やはり往年の激しい動きではなく、ちょっと辛そうな感じにも見えました。

曲の最後の方で、ルドルフ・シェンカーは、「ギャ~!!!」と叫んでいました。

 

20曲目 Big City Nights(アルバム「Love At First Sting」)

クラウス・マイネが歌っている途中で、4人が並んでリズムを刻んでいました。

この時、「このバンドの一体感がSCORPIONSを好きになったきっかけだったな~」と当時の事を思い出しました。さすがに人間ピラミッドまではしませんでしたが…

この曲で、一旦ステージは終了となりました。メンバーが引っ込む時、ドラムのミッキー・ディーが拳を振り上げ、アンコールをするようにと言わんばかりに、観客を煽って去りました。

メンバーがいなくなったステージスクリーンには、SCORPIONSの文字が映し出されていました。

しばらくすると、メンバーが出てきました。アンコールの始まりです。

 

アンコール① Still Loving You(アルバム「Love At First Sting」)

この曲は、ルドルフ・シェンカーがソロを弾きました。

クラウス・マイネは、全曲を通して、往年のビブラートは影を潜め、少し弱めのビブラートだったのですが、この曲は、目一杯ビブラートをかけて、ファンを喜ばせてくれました。

 

アンコール② Rock You Like A Hurricane(アルバム「Love At First Sting」)

白黒のフライングVを持ったルドルフが、頑張ってある程度のアクションをしてくれました。

この曲をもって、この公演は終了となりました。この時、時間は20時45分頃でした。

 

 

まとめ

クラウス・マイネは、今年で68歳になりました。もし、少しでもSCORPIONSのライブに行ってみたいという気持ちがあったら、是非行ってください。

年齢的にも、次はいつ来日するのか出来るのか微妙なところです。

とにかく、今回のSCORPIONSのライブを見て、「こんな年齢になってもRockやってスゲェー!自分も高齢者になってもカッコよく生きたい!!」なんて思ってしまいました(^_-)-☆

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