ハードロック名盤巡りの旅 Part5<メロスピ>

前回はAISAから始まるプログレ辺りについて書きましたが、今回はHELLOWEENを初めとするメロディック・スピードメタル(以下メロスピ)について書いてみたいと思います。

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HELLOWEEN

初めてHELLOWEENの「Walls Of Jericho」や「Keeper Of The Seven Keys Part1&2」を友人に聴かせてもらった時、スピード感のあるツーバスの連打にザクザク刻むギターリフ、そして私が何より気になる歌メロやギターソロもキャッチーで、HELLOWEENは自分好みのバンドでした。

ただ、「Walls Of Jericho」と「Keeper Of The Seven Keys Part1&2」を立て続けに聴いたせいか、ハードロック初心者だった私は、とてもいいけれど、どのアルバムも同じように聴こえてしまって、ちょっとお腹一杯になってしまいました。

しかし、HELLOWEENの楽曲は好きだったので、当面はHELLOWEENのアルバムを追っていきました。途中でHELLOWEENらしくないアルバムもあって、HELLOWEENから遠ざかったり、またHELLOWEENらしいアルバムが出て、近づいたりと私とHELLOWEENの関係は、こんな感じでした。

1994年に発売された「MASTER ON THE RINGS」は、HELLOWEENらしさとハードロックの重厚さを兼ね備えたアルバムで大好きなアルバムの一つです。ピンククリーム69のアルバムも持っていたので、マイケル・キスクに変わってHELLOWEENのボーカリストになったアンディ・デリスのボーカルも気に入りました。

HELLOWEENの人気が出たせいで、その後、HELLOWEENに似たバンドがたくさんデビューしました。

私は、HELLOWEENの曲調が好きだったので、HELLOWEENフォロワー的なバンドのCDをBURRN!!の評価やラジオの「Power Rock Today」を参考にしながら、たくさん購入しました。

この中で、オリジナリティが乏しく、これを聴くならHELLOWEENを聴いたほうが良いと思われるCDは、全て売り払ってしまいました。

HELLOWEEN的ながらもオリジナリティがあっていいなと思ったバンドをいくつか挙げてみます。

GAMMA RAY

HELLOWEEN系のバンドとして、まず最初にたどり着いたのが、このGAMMA RAYです。

GAMMA RAYはHELLOWEENのギタリスト カイ・ハンセンが立ち上げたバンドです。

ファーストアルバム「GAMMMA RAY」は、どの曲にも歌メロ、ギターのフレーズに良い意味で癖があり、面白くてあっという間に聴き終えてしまうという名盤です。

特に歌メロは、よりキャッチーで、楽しい雰囲気のメロディーもあり、思わず口ずさんでしまうようなものも多くあります。

その後は、HELLOWEEN的な影を潜めたり、またHELLOWEEN的な感じに戻ったりしましたが、基本的にGAMMA RAYは非常にメロディーセンスのあるバンドだと思います。

HEAVENS GATE

HELLOWEENよりも重く、どちらかというとACCEPTよりな感じもします。

最初聞くなら「LIVIN’ IN HYSTERIA」辺りが良いと思います。私は「MORE HYSTERIA」と「HELL FOR SALE!」というアルバムを購入しました。

ABRAXAS

このバンドは「アブラクサス」と読みます。ドイツのバンドで、私は1stアルバムの「THE LIASON」を購入しました。

このアルバムも、HEAVENS GATEのように、メロスピにヘビーさを加えたキレのある仕上がりになっています。

私はこのアルバムの「DREAM DEALER」という曲が好きです。この曲は、プログレッシブ的に曲調が変化していき、全くHELLOWEENフォロワー的な雰囲気を感じさせません。

BLIND GUARDIAN

このバンドは「ブラインド・ガーディアン」と読みます。

ヴォーカルが力強く、ギターリフ等を含めた曲調は、少しスラッシュメタル的な雰囲気もあります。

HELLOWEENよりも、もっと攻撃的な感じが良いと思われている方にはおすすめです。

私は、「SOMEWHERE FAR BEYOND」というアルバムを購入しました。

CHROMING ROSE

ドイツのバンドです。特にギターリフ・ソロで、独特のフレーズを奏でます。時には演歌に近いメロディーや滑稽に感じてしまうようなクサいメロディーが満載です。

このバンドを聞くなら、ファーストアルバムの「Louis XIV 」というアルバムを聴いてみてください。

セカンドアルバムファーストと同様の雰囲気ですが、サードアルバムからは、METALLICAのようなヘビーでダークな雰囲気に変化しました。

このバンドに関して、個人的には3rdアルバム「PRESSURE」が一番個性があって好きです。

HELLOWEENフォロワー的な面影は全くなく、CHROMING ROSEの独特の癖をMETTALLICAに持ち込んだような感じがあります。

RHAPSODY OF FIRE

私がこのバンドを知った時は、RHAPSODYというバンド名でしたが、途中から著作権関連の問題があったようで、「OF FIRE」が付いたようです。イタリアのバンドです。

私は1stアルバム「Legendary Tales」と2ndアルバム「Symphony Of Enchanted Lands」を購入しました。どちらのアルバムもスピード感のある曲が多く収録されています。

RHAPSODY OF FIREの特徴は、一言でいうとド派手メロスピといった感じです。派手なオーケストレーションが華やかさを演出しています。

多くの曲にはクラシックパートが挿入されており、一部の楽器はシンセサイザーではなく、生楽器で演奏されているため、より荘厳は雰囲気を醸し出しています。

HELLOWEENをもっとゴージャスな感じにしたバンドを聴きたいと思われている方におすすめです。

ANGRA

ブラジルのバンドです。私はこのバンドが好きで、購入したのは1st,2ndだけですが、その後もしばらくの間、追っていきました。

個人的には、ANGRAはメロスピの中でも、かなり特徴的だと思っています。

私はメロスピ系が好きで、その手のバンドをこれまでたくさん聴いてきましたが、大体はツーバスの連打で全体的にスピード感はありますが、歌メロは4分音符程度のゆったりとした感じというパターンばかりで、ちょっと飽きてきた時期でもありました。

1stアルバム「ANGELS CRY」の1曲目~2曲目を聞いた時、「あ~、いつもの短いイントロからのメロスピが始まるパターンのバンドか…」と思いました。

しかし、聞き進めていく内に、曲の途中で急に曲調が変わったり、くどくない程度の変拍子が入っていたりと、とても個性的で気に入りました。

ブラジルのバンドということもあり、ブラジル特有のメロディーやリズムも加わっているため、かつての私のようにメロスピに飽きが来ている方におすすめしたいバンドです。

VIPER

ANGRAのボーカリストであるアンドレ・マトスが所属していたバンドです。

アンドレ・マトスの声は高音部でひっくり返る感じがあり、これについて好き嫌いがあるようですが、私はむしろ、そのひっくり返りが心地よくさえ思え、好きなボーカリストだったので、ANGRAを知った後に、このVIPERにたどり着きました。

私が購入したのは「THEATRE OF FATE」という2ndアルバムと「EVOLUTION」という3rdアルバムです。

このバンドもANGRAのような曲の展開があるのが特徴です。「THEATRE OF FATE」に収録されている「MOONLIGHT」という曲は、ベートーベンの「月光」もモチーフとした曲で、美しくパワフルな名曲だと思います。

ちなみに3rdアルバムの「EVOLUTION」は、既にアンドレ・マトスは脱退しており、ベースのピット・パシャレルがボーカルを取っています。

<次のページ>ハードロック名盤巡りの旅 Part6<MEGADETH~>

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